東日本大震災関連倒産、3月は50件-TSR調べ
東京商工リサーチの調査・発表によると、2012年3月の東日本大震災
関連倒産は、3月30日の速報値で50件で、2月の53件を辛うじて
下回る結果となった。これまでの累計件数は687件。
事業停止状態などの「実質破綻」から倒産が確定したケースが12件
あった。地区別では、東北地方が9件で今年最多となった。
また、50件のうち、震災により施設・設備・機械等に被害を受けて
経営破綻した場合を「直接型」、以前から経営不振だったが、
震災による間接影響を契機に経営破綻した場合を「間接型」、
震災の影響による経営破綻が、取引先や弁護士等への取材で確認
できた場合を「直接・間接型」とした場合の内訳は、直接型が2件、
間接型が48件。
一方、都道府県別の累計では、最も多いのが東京都で178件
(3月17件)、次に北海道の51件(3月4件)、福岡38件(3月3件)、
岩手と宮城が各29件、福島と大阪が各28件、愛知26件、静岡24件、
石川23件、栃木・千葉・神奈川が各22件となった。
産業別累計では、一位が製造業の166件、二位は宿泊・飲食などを
含むサービス業で165件、三位が卸売業で122件。
関連リンク
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/2012/1216027_2004.html
2012年04月03日
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