Facebook、リニューアルで”無料広告”としての価値半減?
世界最大のSNSサービス、Facebookが、2012年3月30にデザインの大幅な
リニューアルを行った。
今回のリニューアルは、「Facebookページ(旧ファンページ)」と呼ばれる、
企業、団体、ブランド向けのページについて行われたもので、Facebook社では、
ページの表示幅が広がり、大きな写真が投稿できるようになったことや、
ページの管理画面を一元化したことなど、そのメリットを強調しているが、
サービスを利用する企業の側から見ると、良いことばかりではないようだ。
まず、ページの表示幅が以前の520ピクセルから810ピクセルに広がったことで、
ページを修正したり新たに作りな直すなどの作業が必要になった。
全てを自社で行える企業は、多少の時間を割くことで対応できるが、
Facebookページの作成をホームページ制作会社などに依頼している企業は、
再度料金を支払うなどして対応しなければならない。
また、これまでトップページとして表示することが可能だった
「ウェルカムページ」がデフォルトでトップに表示できなくなった。
これにより、これまで多くの企業がFacebookページで行っていた、
ウェルカムページに自社の製品やサービスの内容を書き込むという、
「無料の広告媒体」としての使用が、大幅に制限されることになった。
今回のリニューアルで、「ウェルカムページ」に代わって「ウォール」と呼ばれる
掲示板機能がトップに表示されるようになったことで、企業がファンに対して
有益な情報発信を定期的に行っているか、
ファンの書き込みにどのように対応しているかが一目で分かるようになった。
これにより企業は、Facebookを単なる「無料広告」として使用するのではなく、
消費者とのコミュニケーションツールとして活用する方法を模索しなければならない。
参考リンク:http://www.facebook.com/about/pages
2012年04月02日
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