ほくほくFG、大連の経済開発区と協定 企業の進出支援
北海道銀行の持ち株会社、ほくほくフィナンシャルグループは3日、大連市の経済開発の中心である「金州新区」の管理委員会と経済協力協定を結んだと発表した。大連に進出する企業に情報提供するほか、大連金州新区が日本企業を誘致する際に取引先企業を紹介したり、商談会の開催などでも協力する。
大連金州新区は、約3000社の外資系企業が進出している大連経済技術開発区が、周辺の金州区、普蘭店市と統合し2010年4月に発足した。半導体や自動車、素材などの製造業のほか、金融、港湾物流など目的別の開発区が10区設置され、遼寧省の経済発展のけん引役と位置付けられている。すでに北陸の企業が約20社進出しているほか、関心を持つ道内企業も増えているという。
ほくほくFGは昨年6月に中国国際貿易促進委員会大連市分会(大連国貿促)とも経済協力協定を結ぶなど、中国の省や市との協定締結はグループで14件目。中国進出する企業への支援体制の整備を進めている。
2011年03月04日 日本経済新聞
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