東京ゲートブリッジ2月12日開通 渋滞緩和に期待
国土交通省関東地方整備局と東京都が建設中の東京ゲートブリッジが2012年2月12日に開通する。東京湾にある中央防波堤外側埋め立て地と江東区若洲間の2.6キロメートルを結ぶ橋の開通で、同区間の所要時間が4割短くなる。周辺の渋滞の緩和で東京港の物流が円滑になる効果も期待される。
橋は片側2車線。橋の両端の陸上部分にある道路2キロを合わせ東京港臨海道路の2期事業区間4.6キロが同時開通する。現在、同埋め立て地には青海縦貫線を通るか、東京港臨海道路の開通済み区間を使うかに限られ、周辺は渋滞が起きやすくなっている。橋の開通により、青海縦貫線への流入交通量が3割、国道357号(江東区有明―新木場間)の流入交通量が2割減る見込み。
2期事業区間は同地方整備局と都が1992年度から総事業費1125億円をかけて建設してきた。当初は11年夏の開通予定だったが、海上輸送していた橋げたを波で損傷するトラブルがあり、半年ずれ込んだ。
2011年11月25日 日本経済新聞
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