東京港利用の船会社に助成 都、輸出入の拡大図る
東京都は12月、東京港と海外の港の間でコンテナ貨物を輸出入する船会社に対する補助制度を始める。前年より取り扱いが増えた貨物量に応じて補助金を出す。韓国の釜山港など海外の港を使っている貨物を取り込むことで同港の貨物取扱量を拡大し、国際競争力を高める。
対象となるのは2010年の船舶入港実績が計100万トン以上ある船会社。11年12月~12年3月に東京港で輸出入した貨物量が前年同期より1FEU(FEUは40フィートコンテナ換算)増えるごとに5000円を補助する。1社あたりの上限は1000万円。都は今年度当初予算で約1億3000万円を計上している。
都によると、釜山港を経由して輸出入する際の費用は東京港よりも1FEUあたり4万~8万円程度安い。北海道や東北の荷主が釜山港を経由して北米や欧州に輸出するケースが多いという。
2011年11月18日 日本経済新聞
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