神奈川県、太陽光発電のJV募集
神奈川県は16日、県内の家庭向け太陽光発電の設備の価格を下げるため、一括発注先となる民間共同事業者(JV)を募集すると発表した。県の窓口が県民の申し込みを取りまとめ、JVに発注する。県は複数のJVを選定し、12月中旬にも事業を始めたい考えだ。
JVはパネルメーカーや販売・施工事業者などで構成する。募集期間は11月18日~12月2日。提案した設置プランに対し、県が価格や販売・施工、アフターサービスの体制などを評価する。販売・施工事業者は県内に事業所がある企業に限定する。県は県民の設置申し込みの窓口「かながわソーラーバンクセンター」を新設する。
同日、再生可能エネルギーの普及に向け、知事を本部長とする統括本部を設置した。これまで太陽光発電の普及策に特化していた「かながわソーラープロジェクト推進本部」を改編し、「かながわスマートエネルギー構想推進本部」とする。太陽光発電のほか、蓄電池や省エネ設備などの導入策を取りまとめる。
2011年11月17日 日本経済新聞
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