ネット会社を5600万円脱税の疑いで起訴 東京地検
インターネット検索エンジン最適化事業を手掛ける「グラソフト」(東京・新宿、解散)が架空の業務委託費を計上するなどして法人税約5600万円を脱税したとして、東京地検特捜部は10日、法人税法違反(脱税)の罪で、法人としての同社を起訴、同社の北本譲元社長(34)を在宅起訴した。東京国税局が今年5月、同法違反容疑で地検に告発していた。
起訴状によると、北本元社長は国内外の複数社に業務を委託したように装い、架空の委託費を計上する手口で、2009年3月期~10年3月期に法人所得約1億8800万円を隠し、法人税約5600万円を免れたとされる。
2011年11月11日 日本経済新聞
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