高層ビル内装工事で6千万円脱税容疑、国税告発
高層ビルの内装工事などで得た利益を隠していたなどとして、東京国税局が建設工事会社「フォレスト・サイト」(東京都新宿区)と、同社の木村亀男代表取締役(63)ら2人を法人税法違反(脱税)の疑いで東京地検に告発したことがわかった。
関係者によると、同社は、経費を水増しする手口で、2010年3月期までの3年間に約2億1000万円の法人所得を隠し、法人税約6000万円を脱税した疑いが持たれている。
ペーパーカンパニー3社に下請け工事を発注したかのように装って架空の外注費を計上。下請け業者など取引先数社への外注費も水増ししていたという。
2人は、脱税で得た資金を預金や不動産購入に使っていたという。
木村代表取締役は、読売新聞の取材に対し、「国税局の調査は終わっており、詳しい話をするつもりはない」としている。既に修正申告を済ませたという。
2011年10月31日 読売新聞
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