Gメールの一部で全メール消失のトラブル、復旧続く
ニューヨーク(CNNMoney) 米ネット大手グーグルのウェブメールサービス「Gメール」で、ユーザーのメールなどがすべて消えてしまうトラブルが発生した。最大で15万人のユーザーが被害に遭ったとみられる。
グーグルは米国時間の27日午後、Gメールの問題について調査に乗り出したことを明らかにし、障害に見舞われたのは全ユーザーの「0.08%未満」だと強調した。しかしサービスの利用者数は推計1億9300万人で、ごく一部でも相当の数になる。
被害に遭ったユーザーは同社のヘルプフォーラムに「ログインすると、自分のアカウントが真新しいGメールアカウントのようになっていた。10年分のメール(1万7000通)がなくなってしまった」などと書き込んだ。
グーグルは復旧作業を進めていると説明、同社広報は28日午後、「問題が発生したアカウントの3分の1は復旧が済み、残りも修正中」「半日程度ですべて平常に戻る。完全に復旧できると見込んでいる」と話した。障害に見舞われたユーザーの割合は0.02%(推定約3万9000人)に下方修正した。
ネットサービスのトラブルでは、写真共有サービスの「フリッカー」でも、スタッフが手違いでユーザー1人のアカウントを削除し、写真4000枚を消去してしまう騒ぎが数週間前にあった。その後アカウントは復旧されたが、今回の問題とあわせて、常にデータのバックアップを取っておいた方がよいという教訓を残した。
2011年03月01日 CNN
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