HOME記事

最新記事

過去の記事一覧

カテゴリ

国交省/10年度直轄工事契約状況/業務で低入札急増、発注量減や対策遅れ響く

 国土交通省が14日発表した10年度の「直轄工事等契約関係資料」によると、10年度の競争入札案件に占める低入札価格調査が発生した案件の割合は、工事が3・4%(09年度比0・2ポイント減)、コンサルタント業務が17・6%(5・2ポイント増)と、コンサル業務で低価格入札が急増していることが明らかになった。10年度は工事、コンサル業務とも発注件数が急減し、受注競争が一段と激化したが、工事に比べコンサル業務はダンピング対策が遅れ気味で、これが低価格入札の発生増につながったと同省はみている。



 10年度の契約総数は、工事が1万6043件(18%減)、金額で1兆4052億円(30%減)、コンサル業務が1万6863件(25%減)、金額で2708億円(32%減)。工事、コンサル業務とも、金額と件数のいずれも過去5年で最も大きな減少幅となった。10年度は公共事業予算の削減が続いた上に、補正予算の規模も09年度に比べて小さく、08年度補正予算の未契約繰り越し分が09年度に加わったこともあって、10年度の下げ幅が拡大した。



 低入札価格調査は、工事では365件で実施された。競争は一段と激しくなったものの、低価格入札の発生割合が09年度よりわずかながら下がった。国交省は、施工体制確認型総合評価方式の拡大などによる効果が表れたとみている。一方、コンサル業務では低入札価格調査が1282件で実施され、発生率が大きく上昇した。ただ同省は、コンサル業務のダンピング対策として10年度の途中から、総合評価方式の案件を対象に低入札価格調査の基準額を下回った応札者に業務履行の確実性を厳しく審査する「履行確実性評価」を試行導入。当初は対象業務を2000万円以上としていたが、本年度からは1000万円以上へ拡大しており、今後、効果が徐々に表れてくるとみている。



 10年度の平均落札率は、工事が89・39%、コンサル業務は79・22%と前年度と同程度で推移した。地方整備局の発注工事(港湾空港関係除く)での入札不調は、8984件の競争契約件数のうち303件(09年度537件)で発生。うち108件が予定価格の超過が原因だった。

2011年10月17日 日刊建築工業新聞

オススメ税理士を探す

会社所在地

会社形態

決算月

 設立年(西暦:半角数字)

西暦
匿名見積ツール

最適な税理士が見つかる!
T-SHIEN税理士マッチング

依頼したい税理士業務と希望金額を入力し、匿名で全国の税理士事務所から見積を集めることができるシステムです。送られてきた見積の中から、最適な税理士を選ぶことができます。

税理士事務所検索

全国の税理士事務所を検索できます
ご希望の地域、予算、対応業務やおススメから全国の税理士事務所を検索することができます。税理士事務所によって、こだわりやサービスが違うことはよくあります。税理士事務所に何を依頼したいか明確にしたうえで、活用しましょう。

担当者検索

日本初!全国の税理士事務所の担当者が検索できる!
日本初の全国の税理士事務所の担当者情報を検索できるサービスです。 最初は、所長税理士が対応してくれたけど、業務がはじまったら担当が変わるといったことはよくあること。事前に担当者を選ぶことで、契約後も安心です。

会社設立ひとりでできるもん

はじめての方へ

お役立ち情報

税理士口コミ件数ランキング

1位

エクセライク会計事…
(東京都)

口コミ件数:25件

2位

上前税理士事務所
(東京都)

口コミ件数:22件

3位

三神拓也税理士事務所 (東京都)

口コミ件数:12件

4位

日下会計事務所 (東京都)

口コミ件数:7件

5位

宮永会計事務所 (東京都)

口コミ件数:5件

税理士の方はこちら