狭山茶業者が自己破産申請 福島原発事故後に消費激減
狭山茶の製茶製造販売の橋本園(埼玉県入間市)が、さいたま地裁川越支部に自己破産を申請していたことが4日までに分かった。
帝国データバンクによると、申請は9月30日付で負債額は約5億円。東京電力福島第1原発事故後、製茶業者が破産申請したのは全国初という。
橋本園は1950年に創業し、狭山茶の取扱量は全国トップクラス。2006年2月期に約9億円の売上高を計上した後、個人消費が低迷。原発事故の風評被害で消費が激減した上、狭山茶から国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されるなどし、資金繰りが悪化した。
2011年10月04日 産経ニュース
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