「渋谷公会堂」が復活へ サントリー、命名権延長せず
東京都渋谷区の「渋谷C.C.Lemonホール」の名前が「渋谷公会堂」に戻ることになった。命名権を持っていたサントリーとの契約期間が30日で終了したが、延長されなかった。同区は29日から新たな売却先の公募を始めた。
10月13日まで応募を受け付ける。契約期間は5年間。区が設置する選定委員会が応募企業から提示された名称や金額などから総合的に判断し、売却先を決める。応募に際しては会社概要や直近3年の決算報告、法人税や法人住民税、法人事業税の納税証明書などの提出を求める。
同区は新たな収入源を確保する試みとして渋谷公会堂の命名権を電通に売却。2006年10月1日からの5年契約で、売却額は年間8000万円に消費税を加えた計4億2000万円だった。
電通を通じて権利を取得したサントリーが炭酸飲料の商品名を冠した「渋谷C.C.Lemonホール」と命名した。サントリーは「商品の認知度を高めるという当初の目的は達成した」として、契約の延長はしなかった。
2011年09月30日 日本経済新聞
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