山形市、中小の資金支援拡充 需要急増に対応
山形市は東日本大震災で打撃を受けた中小企業の資金支援を大幅に強化する。貸付金原資を相次いで積み増すとともに、地元金融機関との協調融資の倍率を4倍から6倍に拡大。総融資枠は当初予算の13.5倍に広げる。震災に伴う売り上げ不振などで企業の融資申し込みが急増しており、「雇用環境悪化などを防ぐためにも資金支援拡充が急務」と判断した。
「経営支援資金融資あっせん事業貸付金」は当初、総融資枠6億円でスタート。6月補正予算で30億円に広げたのに続き、9月補正予算で81億円に再拡大する予定。自治体と地元金融機関の協調融資の倍率は2~4倍程度が一般的で、6倍とするのはやや異例。融資申し込みは8月末で約47億円と予算上の融資枠を既に突破しており、緊急措置として他の資金枠から充当しているという。
2011年09月30日 日本経済新聞
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