不渡り猶予、8月までに22億円 全銀協発表
全国銀行協会は29日、東日本大震災の影響を考慮し、不渡り処分を猶予した手形や小切手が今年3月から8月末までの累計で2405枚に達したと発表した。金額は22億4806万円だった。震災から半年を経過したことを受け、不渡り猶予状況を初めて公表した。
県別では宮城県が最も多く、968枚で9億7163万円。岩手県が689枚で5億9824万円、福島県が686枚6億68万円だった。
全銀協では、3月の震災直後、全国の手形交換所を運営する各地の地銀協会に対し、被災した企業などが期日までに手形や小切手の決済をできず不渡りを出しても「不渡り報告」に掲載しないよう通知していた。
不渡り報告に掲載された企業が半年以内に2回目の不渡りを出すと、銀行取引停止処分となる。
2011年09月29日 産経ニュース
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