米大統領、バフェット氏らと電話会談 経済対策など議論
【ワシントン=御調昌邦】休暇中のオバマ米大統領は22日、米投資会社バークシャー・ハザウェイのバフェット最高経営責任者(CEO)と電話会談した。アーネスト米大統領副報道官によると、経済見通しや成長、投資を促進するための対策について議論したという。大統領は米フォード・モーターのムラーリーCEOとも電話会談した。
オバマ大統領は18日から夏休みをとり、マサチューセッツ州の高級リゾート地であるマーサス・ビニヤード島に家族と滞在している。米国家経済会議(NEC)のディーズ副委員長が現地を訪れ、金融市場の動向を含む経済問題について通常の報告をしたという。そのうえで両CEOとそれぞれ電話会談した。
大統領はフォードのムラーリーCEOとは米自動車業界や製造業の状況を議論し、輸出促進策なども話したという。副報道官は、9月上旬の連休明け後にオバマ大統領が雇用・景気対策に関する演説をする方針であることを改めて示した。
2011年08月23日 日本経済新聞
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