都心のオフィスに目立つ「空き」…7月、5か月連続で上昇の2・77%
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オフィスの「空き」が目立ち始めている。オフィス仲介大手の三鬼商事によると、東京都心の7月の空室率は前月より0・8ポイント高い2・77%と5か月連続で上昇した。テレワークの広がりを受けて企業がオフィスを縮小したり、業績悪化で新規の入居契約を見送ったりしたことが要因だ。
5か月連続の上昇は、リーマン・ショック後の2009年9月~10年6月(10か月連続)以来となる。4月に緊急事態宣言が発令されてからは、不動産業者も商談が難しくなっている。8月も同様の傾向が続いているという。
空室率は全国の都市部で上昇しており、札幌で2・28%、名古屋で2・91%、大阪で2・71%、福岡で2・87%だった。大手不動産業者からは「絶好調だった昨年からは状況が一変した。オフィスビル開発戦略の見直しが必要だ」との声が上がっている。
出典:読売新聞社
2020年08月23日
最適な税理士が見つかる!
T-SHIEN税理士マッチング
依頼したい税理士業務と希望金額を入力し、匿名で全国の税理士事務所から見積を集めることができるシステムです。送られてきた見積の中から、最適な税理士を選ぶことができます。