企業倒産11年ぶり増、19年8383件 人手不足関連が最多
東京商工リサーチは14日、2019年の全国の企業倒産状況を発表した。倒産件数は前年に比べ1.7%増え8383件となった。リーマン・ショックが起きた08年以降、11年ぶりに前年水準を上回った。人手不足関連の倒産は426件と、調査を始めた13年以来、最も多かった。
一方、負債総額は前年比4.1%減の1兆4232億円と、過去30年で最少だった。負債10億円以上の大規模倒産が200件を下回る水準にとどまったことが大きい。
人手不足関連の倒産のうち、後継者難による倒産が6割超を占め、他にも求人難や人件費高騰による倒産が目立った。ドライバー不足が深刻な運輸業の倒産件数は6.7%増えて254件。中小企業では人材確保のための賃金上昇などが経営の重荷となっている。
出典:日本経済新聞社
2020年01月15日
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