1億1000万円脱税容疑、不動産会社を告発 東京国税局
不動産取引を巡り架空の経費を計上して約3億7千万円の所得を隠し、法人税約1億1千万円を脱税したとして、東京国税局が不動産業「東生」(東京都文京区)と岩崎正一代表取締役(67)を法人税法違反(脱税)容疑で東京地検に告発したことが18日、分かった。同社はすでに修正申告したとみられる。
関係者によると、同社は文京区の不動産を売却した際、入居者の立ち退きに関して業務委託費を支払ったとする架空経費を計上。さらに役員の退職金を架空に計上し、2008年3月期に法人税約1億1千万円を脱税した疑いが持たれている。
民間信用調査会社によると、東生は1949年の設立で10年3月期の売上高は約4千万円。
2011年10月18日 日本経済新聞
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