税理士事務所と自分の会社が近い方が良いのですか? 顧問契約と距離って関係あるのですか?
近い税理士が良いとは言い切れません。
また、顧問契約と距離については、
最近関係なくなってきたともいえます。
というのは、
質問者様が、税理士に何を依頼したいか?
質問者様の主となる拠点はどこか?で大きく変わってくるからです。
一般的に「近い税理士」のメリット・デメリットをご説明します。
(人によって考え方が違いますので、あくまで一般的な内容です)
「近い税理士」のメリット
・ 交通費などの金銭的負担が少なくなる
税理士、顧問先とも近ければお打合せなどに会う際の交通費が安くなります。
顧問契約で毎月訪問を約束している場合には、
距離に応じて顧問料に交通費を上乗せする場合があります。
極端にいえば、徒歩圏内であれば、
交通費もかかりませんので、安くなる場合があります。
・ 書類の受け渡しやお打合せの手間が少ない
近ければ、アポイントもとり易いですし、
書類の受け渡しなども外出ついでに寄ることもできます。
便利といえば便利です。
・ 地元情報を税理士から情報収集できる
「近い税理士」ということは、顧問先の「地元の税理士」ともいえます。
地元の情報や地域の助成金や制度、取引先の紹介など
地元密着ならではの情報が手に入り易くなります。
「近い税理士」のデメリット
・ 近いから気まずい!?思いをするかも
税理士には会社の業績や取引先など会社内部の情報を知られます。
税理士は守秘義務があるため、問題は起こりづらいかもしれませんが、
あまり知られたくない情報があったりすると経営者にとって
気まずいこともあるかもしれません。
(これは実際にT-SHIENにお問い合わせ頂いたお客様から頂いた内容です。)
・ 希望にマッチした税理士を探すことが困難
税理士に依頼したい業務内容に対応できるか、
さらに実績があるかを判断して顧問契約しようと考えた場合には、
「近い税理士」という選択肢が狭まるため、
あまりにこだわると、本当に希望条件にマッチした
税理士を探せないこともあります。
以上のようなメリット・デメリットがあります。
これは、「何を優先するか」経営者の判断が必要です。
しかし、最近ではメールなどで書類のやり取りもできるようになり、
距離はあまり関係なくなってきました。
以前は(もう15年以上まえの話ですが)ITもあまり発達していないため、
書類のやり取り、お打合せや相談など、基本的に「会う」ことが前提でした。
税理士を探すうえで、「近い」は必須条件でもありました。
でも最近では会計ソフトやメールなどで、
全く会わずに業務に対応できるようになっています。
テレビ電話の活用をされている税理士もいます。
繰り返しになってしまいますが、
税理士を「距離」だけで判断するのではなく、
依頼したい業務内容を明確にしたうえで、総合的に判断してください。
探すことが困難であれば、
ぜひT-SHIENをご活用ください。
ご利用お待ちしております。
2011年08月24日
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