質問1 税理士とは一言で、どんな仕事をする人ですか?
税理士とは一言で、どんな仕事をする人ですか?
税理士は、「税務に関する専門家」です。
「税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそって、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。」(税理士法1条より)
税理⼠の仕事は、無償独占⾏為(業務)として「税務相談」「税務書類作成」「税務代理」、付随業務として「会計業務」があります。
「税務相談」・・・納税者が税金についての申告や主張・陳述、又は申告書の作成に関して、疑問に思ったこと、分らないことについて、相談に応じることです。
「税務書類作成」・・・税務官公署に対する申告書、申請書、請求書、不服申⽴てその他の提出書類等を納税者本人に代わって作成する業務です。
「税務代理」・・・税務署などの税務官公署に対する、税⾦の申告、申請、請求書、不服申⽴て、調査⽴会いなどを納税者本人に代わって「代理する」する業務です。
「会計業務」・・・税理⼠業務に付随して、財務書類の作成、会計帳簿の記帳の代⾏(元帳や試算表の作成)、その他財務に関する事務(財務に関する⽴案、相談、⾦融機関等に届ける会計書類の作成など)を⾏う業務です。